「人口減少大国」日本の人口を増やすには?/「日本人はベトナム人を馬鹿にしている」/フランスの失敗を見よ。



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日本は2009年から人口が純減していますから、1人当たりGDPが増えない限り、当然、GDPはシュリンクします。中国に抜かれた云々どころではない。さらにランキングを落とすでしょう。

それが嫌なら人口を増やそう、と考えます。
そもそも、農業、漁業など一次産業の担い手が足りません。理由は低賃金で労働がキツいから。あと深夜のコンビニもシフトが組めません。キツい仕事の働き手が足りないんです。


人口を増やす手段は2つしかありません。とてもシンプル。

①移民を増やす

②出生率を上げる

今回は①について、その是非を考えてみたいと思います。
(②は別の機会にチカラをいれて考えてみたいです!)

①について、人口減少や自分の産業セクター(主に一次産業やサービス業)の人手不足を問題視して、日本は”経済移民”を限定的・有期的に受け入れ始めています。


・経済移民は、成功の難易度が高すぎる。現にフランスは移民政策の明らかな失敗を犯し治安悪化。動乱は定期的に起きており、ヒドい時は国内でフランス人同士の大量殺人に発展。動乱はこれからも起き続ける。


・このように、「低賃金・低技能労働の働き手を得られる」という効果よりも「治安悪化」「国民の分断」というデメリットが、遥かに、大きい。
この問題が深刻なのは「失敗しても回復の手段がない」こと。(あればフランス含め移民政策で失敗した欧州諸国はやってる。)

・移動自由な経済移民が吹き溜まり治安を悪化させる場所は、普通は都心。地方の一次産業は相変わらず思ったほど働き手が増えず、狙った効果は得られない。

・経済移民受け入れとは、つまり「自国側の都合だけ」「メリットを得たい」という動機。経済移民側の都合は無視している、言わばムリ筋の持続不可能な政策。

・上記のような状況を問題視した多くの国民が支持することによって、欧州各国では移民排斥の極右政党が伸びている。先般のフランス大統領選挙でも極右が伸びたが、その”地合い”は要するに移民政策の失敗によるもの。

・深く考えもせずに、上記のような欧州諸国の移民政策の失敗の歴史を学ばずに、経済移民政策を推進する「粗忽な人たち」の失敗によって、その後「国民全体が重いツケを払わされる」それは「それが未来永劫続く」。

という感じです。

経済移民問題の対処が難しいのは、当初はあまり問題がよく解らず、徐々に徐々に悪化していくことと、後戻りができないこと、です。

いまは暴動が定期的に起きるフランスだって、最初はそんなに問題は大きくなかったはず。
何しろ移民なので、
「フランス語はまともに話せず」
「人数も少ない」
「団結も無いので集団としてのチカラは無い」。
当然、武器も組織的行動力もないわけです。

それが80年なり経って、その間も移民の排斥はずっと続いてきたので、ここ2、30年くらいは10年単位くらいに定期的な暴動が起きてました。
で、イスラム国から良いように利用されて、今回のような「同士討ちの大量虐殺」になっていく。


フランスは80年くらい前に積極移民受け入れをした結果、今、めちゃくちゃ苦労してますよ、、。
「治安悪化」と「文化・宗教分断」をリカバリするのに、大統領プロジェクト級の大作業をやってます、、。

”分断”すごいですよ。

移民由来住民はフランス語が分からないどころか、フランス国旗も大統領の名前もわからないらしい、、

で、この問題は解決に向かうどころか、今日も、移民由来の市民は際限無く増え続けてる、、、。(涙)

本テーマで、参議院 法務委員会調査室さん、2009年に現地取材込みの良いレポートを纏めていただいてます。



アレは要するに、フランスが自国都合で低レベル業務を担わせるためだけに移民を招いておいてその後追い返そうとするし、とどまる人たちを人種差別し、失業や貧困の放置、教育の差別、イスラム教の否定などを行い、自国民と統合しないから憎悪を増大させ、けっきょくは「人騒がせな国内大量殺人事件をフランス人がフランス国内で起こした」というのが真相なんです。

これはイスラム国との戦争だ!とか、当時のオランド大統領は「ウソ」ついてましたが、要するに人騒がせな「フランス自国民同士のテロ内乱」なんですよね。

経済移民を受け入れる、というのはこういうことです。

日本をそうしたいのか?!という議論をしないといけません。そもそもそんな議論をする前に、議員はもっと勉強しないと。
参議院の係の方だってそういう意図でフランスの現地まで行って取材して、このレポートを作ってるはずです。


群馬太田のベトナム人リーダー「群馬の兄貴」の話
以下はまだコミカルにも見える話しとして読めます。
ただし「今は」、です。



安心してください、この拳銃はモデルガン。だけど牛刀はホンモノです。
https://bunshun.jp/articles/-/42178

・「兄貴ハウス」の大家(日本人、73歳)は近所で暮らしている。彼の話によると、4~5年前に貸家の賃貸契約を結んだ相手は流暢な日本語を話す在日ベトナム人の会社員で、しっかりした人物に見えた(当然、「群馬の兄貴」とは別の人物)。やがて、数人のベトナム人の若者たちが生活しはじめた

・1棟60~70平米ほどで、間取りは3DKである。家賃は1棟あたり月3~4万円、光熱費を加えた金額を居住人数で頭割りする。

・「2~3ヶ月前、フェイスブック上の(ベトナム人逃亡技能実習生の)コミュニティで、群馬で同胞たちがシェアハウスをやってるって投稿を見つけた。それで、この家に来たんだ」

・コロナ禍の前後から大家も知らぬうちに居住者が急増。家宅捜索がおこなわれた2020年10月時点では、20~30代のベトナム人男女が19人も集まり暮らすようになっていた。

・実際に上がりこんで観察する限り、「快適」な住居とは決して言えない。古い日本住宅に特有の饐(す)えた臭いと、獣の内臓と米の臭い。さらにベトナム人労働者たちの体臭や煙草臭やアンモニア臭が混じった独特の臭気が、マスク越しですら私の鼻孔に飛び込んできた。

・太田駅前のドン・キホーテは外国食材が充実しており、そこでアヒルとライギョを手に兄貴ハウスを訪ねた私たちは、ヴァンから快く迎え入れられた。屋内ではちょうど夕食の準備中で、隣の棟の住人も合わせて男女10人近くが集まっていた。

・当然、全員が逃亡技能実習生の不法滞在者であり、日本語はほぼできない。以前の職場について尋ねてみると「月給8万円」「建設現場きつい」「殴られた」といった話が口々に飛び出した。

・スキンヘッドの男が3人ほど混じっており威圧感を覚えたが、後に聞いたところ、いずれも10月26日に一斉逮捕されて数日前に保釈されたばかりだった。勾留中はシャワーを5日に1回しか浴びられず、蒸れるので髪を剃ったらしい。他の男女はヴァンを含めて、粗末な身なりをした普通のベトナム人の若者である。

群馬の兄貴の仲間たちの晩餐は、食料調達に出た男たちが近所のため池で釣った魚の唐揚げと、道端の草の唐辛子あえ、さらに埼玉県のベトナム寺院が困窮した同胞に支援しているコメのメシ、そして蒸し鶏だ。

・「日本の警察は、私たちがニワトリを丸ごと食べることを知らないから、養鶏場から盗んだものだと勘違いした。でも、うちのニワトリは、普通に店で買ってるんだよ」業務用の上開き冷凍庫を開けてみせると、内部には冷凍ニワトリがぎっしりと詰まっている。


「これ、太田市内のタイ物産店で、3羽1000円で買える。うちは大所帯だからたくさん冷凍して保存してるだけ。豚の肉も、過去にフェイスブック経由で買ったことはあるけど、盗んだことはない。普段は埼玉県本庄市にある食肉工場直営の肉屋で買うことが多い」


確かに、技能実習先から逃げて不法滞在や不法就労状態なのは確かだ。まだ警察に捕まってる仲間が、偽造の外国人登録証を持ってたのも確かだ。それに、俺たちが日本で運転するときは、みんな無免許運転だ。


・技能実習制度は、身も蓋もない言い方をするならば、ベトナムの「情弱」なマイルドヤンキー層の若者を甘言で釣り、低賃金の労働力を必要とする日本の中小企業に送り込む仕組みだ。ゆえに来日する人のなかには、タトゥーくらいは入れているヤンチャなブルーカラーの人も少なからずいる。



以下は群馬の農家から豚を盗んで解体して売りさばいたベトナム人の話。


「日本人はベトナム人を馬鹿にしている」

・盗んだ豚は解体して食べ、販売。おそらくは知り合いのベトナム人や外国人が経営する飲食店に売り捌く。


連絡手段においては、通信記録の残らないシグナルやテレグラムなどの通話アプリを使いこなす。


ベトナム人不良グループのメンバーは、困っているベトナム人が要員となっていて、SNSで連絡を取り合い集めた。


「自分たちは日本人に騙されてきた。仕事は単純作業。給料安い。住む部屋は狭い。意味のない雇用保険のお金とか引かれる。もっと稼ぎたくても働かせてもらえない。日本人に媚びるベトナム人だけ評価される。日本人はベトナム人を馬鹿にしている。


・「家畜を盗んだのは生きるため。ベトナム人の誰もが、犯罪したくてやってない。今までも困っていたベトナム人は、コロナでもっと大変になった。解雇されたり、ベトナムに帰れなくなったりした。私たちはとても苦しい」

https://bunshun.jp/articles/-/51135?page=3


経済移民の事件は、最初はこんなものなんです。

コミカルですらある、まだまだ、同情されるような弱い存在。


だけど、

「日本人はベトナム人を馬鹿にしている」

という感覚を持って、それが何十年、何世代にわたって排斥され続けてきて、社会の底部に押し込められた結果、この移民の2世3世がどうなるか?



襲撃現場の一つになった「ル・カリヨン」レストラン(Getty Images)

こうなるんですよ。

先に失敗したフランスが、身を以て示してくれているんですよ。


日本をフランスのように「同士討ちする国」にしてしまったら、後世の同朋たち、息子や娘たちに泣いて謝っても、どうにもならないです。





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