マバシは大家として日本の経済移民に反対！？／「分断と排斥」がもたらす悲劇と大家としての危機感について
ちなみにマバシは、こっちの都合ばっかりで行う経済移民(※)には反対の立場です。ヒドい治安悪化に繋がることが実証されているしメリットより（回復できない）デメリットがものすごいからです。
※経済移民とは（wikiより）
経済的移住民すなわち経済移民は、その移民者自らの地域では不十分なその生活条件または雇用機会を理由に、生活水準を改善するよう求めてひとつの地域から別の地域へ移民する者である。国連では移民労働者の用語を用いる。経済移民の用語はしばしば亡命者または難民と混同されるが、経済移民は人種、宗教、もしくは民族に基づく迫害を恐れて離れるのではなく、悪い経済状況によって彼らの国を離れるものである。
限界集落等の方々や製造業城下町の方々がどーしても挑戦してみたいなら、ちょっとなら挑戦してみたら良いです（←いまここ）。
ですが、異文化・異民族との融合は本当にタイヘンです。
”融合”とは、極論すると
「２０年３０年手塩にかけて育てた自分の娘・息子を、経済移民由来の、肌の色も目の色も宗教も言葉も食べ物も生活習慣も全く違う、どう見てもガイジンと結婚させるんですか？」
という話です。
あなた、できますか？
わたしの親の世代で中国由来の方とか韓国由来の方と結婚するとなったら親からの大反対で、親子が断絶しちゃった人がいました。
私の世代の人のほうは、結婚して今も幸せですけど、見た目も変わらず文化・民族の隣接度がこれだけ高い中国韓国台湾とかでも、社会のリアクションってこんなものなんです。
ちょっと離れた東南アジア系民族は、言葉は当然として、見た目から宗教から習慣から体臭（実話）からナニから、かなり違いますよ。
普通は、異民族・異文化融合なんて難易度が高いことは普通できません。ふつうは自然に反対のこと。即ち「分断と排斥」がおきます。それは理性でコントロールし難い、いわば本能に近いものです。
あの数千年陸続きで幾つもの国家運営をやってきて、遠くの国を植民地化して遠くの人を属国扱いしてきた欧州各国ですら、異文化・異民族との融合なんて、できてません。
”上下関係”しか作れない。
たとえばパリ市とその周辺。移民由来の市民の多くは低教育、低所得な移民由来コミュニティに押し込まれてパリ市の外に出されています。移民由来の大統領を敢えて選出したこともありましたが要するにポーズの側面もあるんです。
サルコジさんは、移民由来の大統領と言われました。ハンガリー系プロテスタントのハーフ、ギリシャ系ユダヤ人のクォーター、フランス系カトリックのクォーター、だそうです。
アメリカのオバマさん（初の有色人種大統領）選出に似てます。
裏に、ひどい社会の分断があるからソレをやらなきゃいけない、と拝察しています。
そして融合せずに「分断と排斥」してますから治安が激悪になります。
そうやっていざ都合が悪くなっても、いったん受け入れた経済移民は状況が変わろうがニーズが無かろうがほぼ絶対に出ていきません。
だってそこで生まれたら、そこがその人の祖国だから。
出ていけと言われたって出ていきませんよ。なので、今の日本の経済移民政策は、なんかあったら帰りなさい、という条件つきなんですよね。（推察）
フランスの失敗事例。人手不足の低賃金の製造業や自治体の下級サービスの担い手として、つまり自分の都合の良いロジックで、経済移民を５，６０年前に大量に受け入れてしまった結果、以来ずーっと苦しんでます。
途中、あまりに困って現金給付をつけて「祖国に帰りなさい」キャンペーンをやっても帰りませんでした。で、「分断と排斥」を続けるから10年に一回くらい大量の死者が出るような移民による大暴動が起きてます。
経済移民を受け入れるなら、日本人も他人の失敗を学ばないといけません。同じことにならないように。
この間も（経済移民由来の）フランス人がフランス人を自動小銃で100人以上殺しています。イスラム国のせいだ、外国との戦争だ、とかなんだとかオランド首相は当時言ってましたが、これは「全くのウソと誤魔化し」なんです。
実は犯人の多くはフランス人なんです。あとはベルギー人もいたけど要するにEUの市民です。
”外国との戦争”なんかじゃ、決して、ない。
あれはフランスの内乱なんです。フランス市民同士の殺し合いなんです。それをオランドとフランス人は、必死に隠しているんです。
理由は”悲しくお恥ずかしながら同士討ち”だから。
経済移民を自分の都合で呼び寄せる。汚いとかキツいとか給料安い仕事がイヤなので押し付ける。
その後、「上下関係は作るけど融合しない」で、仲間・社会から長いあいだ排斥し続けてきた。
結果、相手から死ぬほど憎まれて虐殺される。同じ国籍・同じ言葉を話す者同士で、無差別に自動小銃で大量虐殺、というのがあの事件だったんですよ。
犯人の一人なんてパリ市郊外のバスの運転手さんです。そんな人が同じフランス人を死ぬほど憎んで、腹の周りに爆弾巻いて、ライブに来ていた同じフランス人を自動小銃でミナゴロシ。自分も自爆死したんです。（バンザイアタックとか言ってましたが、神風特攻隊はじめ1944年、1945年あたりに命を散らした先達の若者はお国のために行ったんであって、パリ市の同士討ちのような、そんな無意味な死に方をしてません、、(;_;)）
イスラム国は、その辺りの歴史的背景や心情を、よーく解っていました。
犯人たちは、フランス国家よりISの方を信じているので、ソコを刺激して奮い立たせ、最低限の訓練をして武器を渡し、同士討ちをさせただけ、です。
経済移民を「排斥・分断」し、長年蔑ろにし続けて、結果定期的に暴動を起こさせてしまっているフランスよりも、ISのほうが、ずーっと頭が良いと思いませんか？
非常に不幸な話です。
あの大量虐殺は、「フランス人・フランス国の同士討ち」なんです。
あ、他人事じゃないんですよ。
日本だって自分の都合だけで経済移民大量に受け入れた挙げ句、その後融和融合に失敗したら、フランス人と同じことになりますよ。
自分の利益と判断で、経済移民を受け入れるならその集落なり企業城下町で責任とって融合してもらうしかないです。
だけどソレ、まず難しいですよ。
だって、歴史上誰もできてないんだから。それも欧州なんて陸続きで海外に植民地あった。島国の我々よりも陸続きの多数の民族が戦いながら講和を結びながらやってきた、多種多様な経験が、それこそ千年単位でやってきるんです。
それなのにできないじゃないですか。
上手くやるどころか、フランスのように手ひどい失敗を繰り返す。経済移民の失敗がコワいのはそこに解決策が一切無く、取り返しがつかないこと。
フランスのこの社会不安と都市部の治安の悪さ、移民由来市民の暴動は未来永劫続きますよ。
また、第２，第３のISは出てきますし、そのたびに大変な思いをします。
日本において経済移民を受け入れたエリアなり部門が責任もって融合やってくれないと、また、気まぐれ程度でも、経済移民由来のひとたちは仕事と仲間を求めて、人口の多い都会に集まります。
これは水が低いところに流れるが如く普通のことです。
都会とは、東名阪札福の５地区。あるいは広仙まで入れた７地区。
現在も大小の中華街やコリアンタウンが存在しうる規模の都会です。
ちなみにベトナム人はここ１，２年で、韓国を抜いて２位になります。大阪の都心界隈にベトナムタウン的なところがいくつも有るようですし、このままだと大阪以外も都会にベトナムタウンがいくつもできるでしょう。
令和２年６月末現在における在留外国人数
| (1) | 中国 | ７８６，８３０人 | (構成比２７．３％) | (－ ３．３％) |
| (2) | 韓国 | ４３５，４５９人 | (構成比１５．１％) | (－ ２．４％) |
| (3) | ベトナム | ４２０，４１５人 | (構成比１４．６％) | (＋ ２．１％) |
| (4) | フィリピン | ２８２，０２３人 | (構成比 ９．８％) | (－ ０．３％) |
| (5) | ブラジル | ２１１，１７８人 | (構成比 ７．３％) | (－ ０．２％) |
| (6) | ネパール | ９５，３６７人 | (構成比 ３．３％) | (－ １．５％) |
| (7) | インドネシア | ６６，０８４人 | (構成比 ２．３％) | (－ １．２％) |
| (8) | 台湾 | ５９，９３４人 | (構成比 ２．１％) | (－ ７．５％) |
| (9) | 米国 | ５７，２１４人 | (構成比 ２．０％) | (－ ３．３％) |
| (10) | タイ | ５３，３４４人 | (構成比 １．８％) | (－ ２．７％) |
相手の経済移民だって、意思も都合もあるし、移動は自由なので、都合の良い都会にやって来るんです。
で、移動先の都会で、治安の悪化や社会の分断、マイクロな移民タウン・サイロ化が起きるんです。
興味有る方は戦前戦中戦後の混乱時の経済移民由来の事件を調べてみてください。
あれだって要するに差別と分断が原因であり、国家としての日本の責任ですよ。
世界中の大都会に治安が悪いエリアがありますが、経済移民の吹き溜まりになってます。
大家さんであるあなたの街、あなたの物件が展開エリアでそれが起きる、ということなんです。
あ、経済移民の方にお部屋を貸している大家さんは、日本人に貸しているのとは違う警戒を、ちゃんとしてくださいね。
彼らは見た目は日本人に似たようで一見穏やかですが、ぜんぜんちがいますから！（波田陽区風）
実態知ったらは、ぜんぜん笑えません。
経済移民って、要するに祖国で食いつぶした人たちです。
それぞれの国のエリート層とかアッパークラスのひとは、経済移民になんて、なりません。
そういう人たちなので、近くの養豚場から夜盗んだ豚をあなたの部屋で、部屋を豚の血だらけにして解体しているかもよ。
だって２年前の群馬の事件だって借りたアパートでやってますから、そういう被害にあった大家さんが、現に、いるわけです。
そういう「えええええ！(;_;)」という、我々日本人の想像の範囲を大きく逸脱する可能性をわかって、充分注意と警戒が必要なんです。
あれはまだ盗んだから事件ですけど、
ちなみに、単に豚を買って来て部屋で解体したら、捕まりませんよね。
解体するんだから部屋は動物の血だらけになります。
仮に退去するときに動物の解体があって、匂いが残っていた場合、借り主（雇い主でもベトナム人本人でも）は金銭補償を渋る場合も十分想定されます。
「ベトナム人に部屋を貸すんだから、豚の解体くらいの日常生活に関する事象の発生は、常識ですよね。」とか、言われちゃった（爆）として、言い返せます？
これからベトナム人を入居者として入れるなら（雇い主の日本の法人が借り主でも）契約書にシッカリ書いて重要事項説明したほうが良いかも。
「牛とか豚とか解体禁止。解体して汚したら壁紙、床の張替え代、ユニットバスのクリーニング費用とか場合によっては交換代は負担しなさい。」と。
あなたが起用する保証会社の補償の範囲に入ってますかね？牛とか豚の解体に伴う血とかの汚れと匂いの除去、、。
もう、ムチャクチャでしょ、、そういう
「日本人が普通は想定できないこと」を考えないといけないのが外国人入居受け入れ、
ということでも、ありますよね。
経済移民に部屋を貸す人は、以下のルポライターのコラムや著作を読んでみてください。
https://bunshun.jp/search?fulltext=%E5%AE%89%E7%94%B0+%E5%B3%B0%E4%BF%8A
https://www.amazon.co.jp/dp/4041069688?tag=bunshun_online-22
ものすごいよ、。
めちゃめちゃ短期で仲間内のケンカで、直ぐ刃物出すらしい。今どき日本の半グレだってやらないよ、そんなこと。
治安悪化しますよ。
ということで、東京、大阪、名古屋の大家さん。「経済移民って、地方の人口の少ないところのマターでしょ」とか高見の見物なんかできません。彼ら・彼女らは、あなたの家の近くとかに住み、物件を借りようとします。
「ウチの近くは国際色豊かで良いよな〜」などと、呆けたことを言っていられるのは今のうち。
経済移民は住みやすさを求めて集まっていきますから、ドンドン経済移民人口が増えていくと、とてもじゃないけどそんなトコロに安心して住めません。
子供や家族の治安や住みやすさを求めて、慣れ親しんだその家を売らないといけないかも。
経済移民：
１）過疎化が進んだり仕事がキツすぎて働き手がいない一次産業でまず受け入れる。
２）経済移民もその状況が嫌なので辞める。夜逃げする。
３）仲間がいて住みやすく物価が安い都市部に集まる。例えば、東京なら東側、北側に集まる。
４）エリアの経済移民の”グロスの数”が増えすぎると、状況が一変する。
こんな風に地方→都心へ伝播。要するに日本全体の問題になっちゃうんです。
コレは数年〜10年単位で起きます。そして、もう、戻れません！
時計を戻せるならフランスとっくにやってますよね。あれだけ困ってるんだから。
経済移民は、成功の難易度が高すぎる上に、得られる効果（人口が増える）よりも、遥かにデメリットが大きく、回復できないんですよ。
自分の都合だけ、メリットを得たいだけで、深く考えもせずに経済移民政策を推進する粗忽な人たちの失敗によって、その後「国民全体が重いツケを払わされる」そして「それが未来永劫続く」。
さらに、経済移民が吹き溜まり治安を悪化させる場所は都心です。田舎じゃあ、ないんです。田舎は相変わらず人が増えません。経済移民からも魅力が無いから、でしょう。
これが「時間軸において中長期」起き続けます。とても深刻な問題なんです。
だからマバシは反対なんです。
■文字数（スペース込み）
4334
■文字数（スペース無視）
4271
■行数
227
■段落数
85
■原稿用紙換算(400x?枚)
11
