円安の根深い要因/更なる円安の中で、中長期の日本の市況はどうなるんだろう、、

リーダーって、有る種のカッコ良さって、必要ですよね。私は、江田さんカッコ良いオジサマと思ってます。
今回のブログは江田さんのこの動画がテーマ。
https://www.youtube.com/watch?v=XjQY5BewyxI
youtubeで掲載終了したら、コチラ↓をクリック(同一内容です)
https://drive.google.com/file/d/1M2Jll8q8nCElFLZYlBXwl-_yhXO5xpNN/view?usp=sharing


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【江田憲司さん、わかるわかる!】

うーむ、これはそうかもしれないなと思います。

アベノミクス(異次元緩和)は、株価を3,4倍にして雇用を大量に増やして市況が良化している間に、最も大切な「経済成長エンジン」を強化して体質が改善したかったけど、不幸にもそこまでは至らず、”市中に資金を大量供給しただけ”にとどまってしまった、、。


●本当は、日本は「需要不足」じゃなくて「供給過剰」

経済成熟化で「新しいモノ(家、クルマ、耐久消費財)が以前ほどは必要じゃない世の中」で、さらに少子高齢化で人口が減る、いわゆる「成熟しながらシュリンクする市場」である中、あらゆる産業セクターで大型のプレイヤーが多すぎる。

社会の不安定化要因でしかない経済移民(なのでどこの欧米各国でも、移民排斥が常に叫ばれている)については、島国のためごく少なくて済んでいる、という極めてラッキーな面がある一方、このような”成熟しながらシュリンクする”を体験している1億人国家は今だかつて無いんですよね。

日本は課題先進国とか言われていますが、その”課題”は少子高齢化、だけでなく「成熟しながらシュリンクする市場」というのが本質なんだろうと思います。

いまだかつて人類は「過剰な供給力の問題」に、意味のある規模では、直面してこなかったのでしょう。

日本だって1980年代までは「作れば売れる」(=供給過小)時代で、実は本当の意味でのマーケティングなんて必要なかったんです。何しろ作れば良いだけなので。

1980年代半ばから、いわゆる”モノが売れない時代”になって、兎に角「過剰に売りたい」わけですから、マーケが脚光を浴び、広告屋の商売が増えます。(嬉)

でも実は”過剰な供給の押し売り”を手伝っているだけ、かも、なんですけどね、、、
この本質的な部分には、今まであんまり触れられていない気がします。


たとえば完成自動車メーカーは日本に8社もある”供給過剰”なおかげで、おそらく世界でもかなり安い水準で大衆車が新車で買える。
供給過剰なので2位の日産や最下位の三菱は苦しくなって、フランス外資の傘下になりました。

(今頃になってフランス側が厳しくなって株を買ってくれ、とか言われてますが、、😅)

常に供給過剰なので、新車販売比率がヤケに高いなどの”歪み”が発生しています。アメリカなんて中古車が新車の2.5倍売れてるんです。

新品が安くて沢山売られるって、先進国市場では例外的なんだろうと思います。

これは、飯田産業グループなどのパワービルダーによる低価格建売市場においても、似た現象かもね、という話しを日本をリードする海外不動産仲介のまなちゃんと先日もしていました。

こんな風に、供給側を整理しないといつまでたっても叩きあい、社会全体のデフレ基調が変わらないんです。

で、外資に安く買い叩かれることにもなる。

安倍さんの(異次元緩和などの)「一瞬のカンフル剤」は良かった。それまで為政者が誰も手を打たずに激安な株価を放置したりして景気を停滞させていたりしてましたから。

ただ、アベノミクスで一瞬調子がよかった間に、本当は、供給側の整理が必要だったんです。

ただ、それは合併や廃業などの痛みを伴うので不人気のため、当局は面倒くさくて手をつけなかった。

アベノミクスで大量に金を配るから、”ゴールデンパラシュート”(多額の退職金的なもの)でも使って、業界ごとにプレイヤーを減らせよ、とすれば良かったんですよね、。

ということで、世の中「借金でタプンタプンに水ぶくれ」している状態に、この「金利上げないと通貨がダダ下がりする」状況、、。

インフレ米国の通貨は中期的に切り下がるしかないと思うけど、円安で日本(の輸入者)がさらに疲弊して経済状況が悪くなるのと、どっちが早いか、、。

金利差のせいでドルが買われ続ける期間が長ければ、(そうでないことを祈りますが)ダラダラと1ドル175円とか200円とかもあるのかも、。そうなると輸入者はかなりキツイ。

そこまで行かずに異常ドル高がそのうち是正したとしても「供給過剰なまま借金でタプンタプンに水ぶくれ」している状況は”根治”が必要なんですよね、。


日本全体を良くすることにコミットしている当局は、かなり悩ましいですね、。


あ!ただマバシ君は「日本がオワコン」と言っているつもりは、全く、ありません。

「成熟しながらシュリンクする市場」である日本の「市場サイズ」は、500〜600兆円と世界ランキング3位レベルであるので、

”市場は、とても、とても、大きい”。なので、個別のプレイヤーが日本において、拡大できる余地はめちゃめちゃ大きいです!!

また、円安が続くなら輸出は当然伸びます!自動車産業に関わるベテラン不動産投資家さんによれば、すでに、かなりウハウハモードらしい。(*^^*)

私たち個別プレイヤーにとって大切なことは、個別最適をまず考えて、行動すること、ですかね!💕 ですよね?!まなちゃん!





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