”小商い”はトレンドになるのか?!すこし割高な賃料でも決まるの?!(*^^*)
要するに小商いがトレンドとして定着しつつあるのでは?!というハナシです。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2206/24/news032.html
個人的には、小商いが
「貨幣に加えてコミュニケーション、時間、信用その他の見えない価値が交換されているのではないか。売る人にとっては承認欲求も満たされている。」
「心理的安全性確立の助けになる」
という識者の視点、非常に面白いです!(*^^*)
つまりこういう”価値”を入居者(小商いオーナー)に提供しているから、単純な貸室よりもすこし割高な賃料で決まる?!、というのは、当然、大家も身を乗り出すポイントです!!
あとは、超長期的視点でどうか。
大家業において建物を建てれば最短でも20年30年はそれで収益を上げたいところ。
いつも考え抜いた非常に賢い仕事をたくさんなさるブルースタジオさんは、バスターミナルという交通の結節点でのプロジェクト支援。
武蔵野市桜堤のこのバスターミナルの超近所にたまたま住んでいたことがあって、土地勘あります。これは賢い!やはり継続的な集客には「交通の便」が大切です。
https://www.bluestudio.jp/bs_news/012011.html
”小商いの小さなブーム”が、一瞬の流行りなのか、1つの価値観として定着するのか?
小商いが銭勘定的にも、そこそこ成り立たないと、続けられないです。
知り合いで自宅ガレージを改装してセンスが良い小物を売るという小商いしている人がいますが、数年やって辞めてます。
やはり商売は(女性にとっては、また)めんどくさいこと多いし、変な客もくるし、大して儲からないし、集客には常に悩む。そして、自営は休めない。いつもやってないと客は来てくれない。
自宅で素敵な雑貨を売りたい!と思いつきで始めた商売のようですが、回収できないので結果的に投資は失敗してます。
これが賃貸の場合は退去になる。
投資が回収できなければ大家の損失になる。
ちゃんとトレンドとして定着すれば良いですけどね!💕
私はさらに、(小商い店舗でモノを買う)生活者視点が大切と思っています。
今はまだ小商いブームは”売る側”ばかり見ていて、生活者という”買う側”の視点の掘り下げまでは、至ってません。(まあ、まだ立ち上がってきたちょっとしたトレンド程度なので、当然といえば当然。)
「小商いをする立地として、生活者が買い場とするような、”らしさ”があるか」が大切なんです。
人間、「その気」にならないと購買行動しないと思うんですよ。
有る種の賑わいというか財布の紐をゆるめる「気分」が必要なんです。
商店街を歩く時、新聞折込チラシを見る時、そんな気分です。
マバシ君、2年間だけ日本で最も枚数多く、新聞折込チラシ媒体を売ってました。たしか20億枚だったかな。当時は新聞購読・宅配層がもっとずっと多かったんです。
なので、「購買行動に至る生活者の気分。さらに新聞折込チラシを手に取るときの生活者の気持ち」をコンテクスチュアル・インクワイアリー調査やグルインで、やりまくってました。
おなじ新聞媒体でも、新聞15段の広告を見る時はそれほどでもないんですね。”チラシ”が良いんです。あのビガビガのかっこよくないクリエイティブでこそ、ものを買うんです。
チラシを手にした時の気分は、商店街にいったときと似てるんですよね。買うぞ!という気分なんです。
生活者の購買行動って、ほんとうに微妙で繊細です。
たんなる住宅街にぽつんとある小商いでその気分が起きるのかな?
でも、家賃が高く取れるなら、興味あるな〜(*^^*)
小商いが大きなトレンドになって、生活者がどんどん小商いの店舗で買うようになると良いな!💕
そうすれば小商いという買い場が認知され、参入する人が増え、生活者の購買ルートの1つになり、大家も永続的に商売になりますね。
いろいろトライして良いと思いますが、大事な点は、
”最終的な購買決定者にとって、それはアリなのか?!”
と考え抜くことだと思ってます。
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https://www.amazon.co.jp/%E9%A6%AC%E6%A9%8B-%E4%BB%A4/e/B09V599WLT
■文字数(スペース込み)
2914
■文字数(スペース無視)
2903
■行数
150
■段落数
54
■原稿用紙換算(400x?枚)
8