【ネタバレ注意!】NHK「正直不動産」第1回が、原作より”ちょっと残念”な件
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さて「正直不動産」第一回(きほん)面白かったです! クロサギから、山P&山崎努かけあい好き💕
木下ほうかを削除した、“新ポスタービジュアル”。有名なクリエイティブの方の作だそう。不動産というよその業界の話しやるより、むしろ、自分トコロ(芸能界)の不正を暴く”正直”やってほしいねぇ。
あ、イヤミ課長っぽい←あ!木下ほうかじゃんか!😅
ということで、少し残念なのは、「美味しいけど薄味」でしたよ、、。
私はテーマがテーマだけに、
「本気のコテコテのラーメン二郎」(リンク)を食べたい!(それもアブラマシマシ)
原作漫画では考え抜かれたストーリーをTVでは「美味しいけど薄味化」によって、ちょっと勿体ない方向にしちゃってる気がします。
なので、”ちょっと残念”という表現、、。
どこが「薄味」っぽかったか?
この漫画は「不動産関連で儲けたる!」という強い意思を持つ
A「仲介業者」B「地主系大家」B'「不動産投資家」C「キャラが濃いドエンドさん」のガチの欲得のブツカリ合いが正直不動産の醍醐味。
例えば、TV版第1回は、漫画版の第1,2話「敷金礼金泥棒の前・後編」なんですが、地主系大家石田さんは漫画版では
①”事業の本質理解できず契約書読まず捺印の、モロ粗忽者”
②”賃貸業事業リスク他人押付け当り前の意味不明ナ選民思想”
(サブリース契約上は全くリスクを押し付けたことになってないのが、これまた大笑い)
③”相続税節税や不労所得に欲に目がくらむ、勉強しない手抜き系素人のコイお爺さん”
として描かれてます。
つまり
ヤラシい根性の大家を目指す素人が、より経験豊富なプロの不動産屋に嵌め込まれ養分化するという話。なので、本来は同情ばっかりされるべき存在でもなく、失敗したら自己責任なんだから泣けば良いでしょ、と思われちゃう粗忽者”というキャラ設定を、ちゃんと考えて描きこんでいるんです。
たぶん夏原さん(と情報ソースの1つのREDS深谷社長(リンク)(ドラマ正直不動産でも”不動産考証”として本ドラマに貢献))が2017年12月に連載開始のこの漫画のテーマを語る「正直不動産」の重要な第1話にこのテーマを持ってきたのは特別な理由があって、
”かぼちゃの馬車”スマートデイズ(2012年創業で2017年頃事件が表面化)からの啓発もあったでしょう。(両方とも被害者ヅラ (爆)の)”令和の徳政令”を勝ち取ったどーと誇る素人(と、その弁護士先生)と、この不勉強で愚かな地主系石田さんとをを重ねてる気がします。
読者は、不動産屋がよりワル知恵で養分化するのは悪いことだよなぁと思うけど、非合法とまでは言えないし、儲けたいという欲得な動機をもって大家業参入を試みたけど、不勉強や怠惰で養分化される方にも責任あるじゃんと納得する。
一方”勝ち組”の学びにもなる。
例えば一等地の地主の方や、不動産に使えるタネ銭数億円以上ある方は、言わば”勝ち組”ですがその勝ち組も「業者に養分化されないように、自分でちゃんと勉強しなきゃな!!(๑•̀д•́๑)キリッ」と実感させられる学びの効果もあったはず。
そして、漫画では地主系素人の石田さんは、結局、
・ラクして不労所得なんて荒唐無稽で分不相応と反省
・家業の和菓子業を続ける・孫にも引き継ぐ
・大家業のリスクも理解した上で主体的に登坂不動産永瀬に建築監理&大家業の管理を頼む、
という未来志向のイイ話という良いオチになってたんですよ。
つまり、とても深イイ話し、なんです。
それもこれも(濃い話なので)”振れ幅”があるので。
このように考え抜かれた起承転結のストーリーを「薄味化」「振れ幅の縮小」によって、ちょっと残念にしちゃってる気がします。
◯”山P”永瀬には「高い専門性を持つプロによる自分の利益のために素人を養分化する猛獣っぽい獰猛さと冷徹さ」が足りない。なので、いざ、「正直」になっても”善悪の落差”が足りずに、薄口醤油、、。
◯”山崎努”和菓子石田屋さんは、欲得の薄い”シニアのリタイア弱者”。なので一方的な被害者然となり、原作と全く違うキャラ。
◯上記の、一見複雑なビジネス構造の丁寧な解説が無いまま表層の表現。相続税の節税部分は全部削除で「お嬢さんとお孫さんのため」と言うだけ。
ただこれは、気合入れないとNHK的にはちょっと表現し難いかったかな〜😅(ここは少し理解)
というわけ、なんですよ、、、💧
個人的に4ヶ月前の昨年12月から期待して待っていただけに、ちょっとざんねん、、、💧
制作のNHKエンタープライズに「正直不動産」の秀逸さを描き切る強い意思が、十分には無いかもなぁ と思います。そんなこんなでいろいろあって登坂不動産本店(吉祥寺)の象徴である吉祥寺でロケできない(リンク)という大失態やっちゃったんじゃないかな。(すいません、またイヤミ課長、、😅)
山P(36)も山崎努(85)も超経験豊富な俳優だから本人が納得すれば、演出に従ってどんな演技も対応可能姉妹なはずですよね、。
似たようなダークな業界の欲得ハナシとして、大森南朋のハゲタカ(NHK/2007)は6回のNHK土曜ドラマ枠でしたが、その高い作品クオリティから国際番組コンクール「イタリア賞」や「ギャラクシー賞」など賞獲りまくりで、さらに映画にもなった大ヒットがありました。わたしもDVD買っちゃったし、M&Aチームの若手にも買ってプレゼントしたんです。
今回、個人的に「ハゲタカ級」を期待してたんですけどね〜😃
ただ、基本面白いし新しいTVで録画予約もしているし!(^o^)最後まで見ますけどね!(実は山Pけっこう好き💕)
あ、一方の悪徳大家は、比較的原作漫画通りです。
若い女子向け物件を相場より2割安い賃料で大量集客・入居させてから”にせストーカー行為”で2,3ヶ月程度で追い出して、割安賃料2万円余と募集期間の空室損減収に耐えつつ、年に3、4回入居で礼金は100%敷金も(ヤラシい罠的手段で)100%償却で増収でウッシッシ、という超悪徳大家については、まあ、ちゃんと描っている。
てか、悪徳大家だけちゃんと描くってさぁ、いくら大家が纏まらない人達であり、集団で統一抗議ができないという弱い業界だからといってここだけしっかりと描くって少しイジワル〜と大家的にはちょっとね、、イジイジ
まるで「大家業界は意見が纏まらない弱い業界でナメまくり。家賃の消費税免税放置で仕入分消費税の経費化を大家には許さず放置する財務省級のイジメ」を連想しちゃいましたよ、、💧
(大げさですね、ハイ😅)
収益に関する数値計算が正確で超早い”日本一コンサルタント”猪俣社長(米国CPMの日本ファカルティ)(リンク)に本来取材申し上げたいところですが、マバシがぱっと計算したところでは、相場だと年間家賃2,400万円(月額10万円の1Kx20部屋)くらいの物件を、この犯罪レベルの悪行で得る収入は、空室損(これ大きいはず)、ボロカーテン&マットの再調達設置経費等々を差し引くと(350万円プラスの)せいぜい2,750万円位と、この悪徳大家違法行為は、得られる付加的収益を見ると何のためなのか、子供のマバシにはよくわかりません、。
あ!純粋に若い女子入居者のストーカーをしたいだけの大家!?😅
ソレなら解るね!! v😃v(←ヲイ😅)
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